旭川の春を告げる「サケ出発式&カムイチェプ・ノミ」が、今年も一昨日の日曜日(3月31日)、ツインハープ橋下の忠別川河川敷(旭川市旭神)で開かれました。小さな子供たちら約160人の市民が参加。私も行ってきました。


P20190331サケ放流 大雪と石狩の自然を守る会などが主催しました。旭川チカップニアイヌ民族文化保存会(川村兼一会長)や守る会のメンバーらが、祭壇を前にアイヌ民族の伝統儀式をして神に感謝しました。続いて幼稚園児や小学生らが育てた体長4センチ前後の稚魚、約5000匹を、「行ってらっしゃい」の掛け声で一斉に川に放流しました。



P20190331カムイチェプ・ノミ 守る会の寺島一男代表によりますと、稚魚はしばらく付近に住んで泳ぎを覚え、川のにおいも覚えた後、川を下り、日本海に出ます。そして、オホーツク海、ベーリング海へと2万~3万キロを旅します。そのうちの一部が3~P20190331サケ稚魚4年後の秋に、ふるさとのこの場所に戻って来るのだそうです。

 しばらく途絶えていた旭川へのサケの遡上は2011年秋から復活しています。近年は人工的に放流されたサケではなく、旭川で自然に生まれたサケが大半だそうです。昨年秋は付近の忠別川や石狩川で325の産卵床が確認され、そP20190331忠別川河川敷れをもとに推測すると、7001000匹程度が帰ってきたとみられます。寺島代表は「川の河畔林や湧き水、砂利、そうした良い環境が続くことがサケにとって大事です」と話していました。