◆旭川市、説明の場を継続へ

 

 「この並木に愛着があり、アカゲラもエゾリスもすんでいる。切らないでほしい」「いや、危険な木は早く、全部切ってほしい。緑よりも安心安全だ」「本当に危険な木だけを切り、残りは様子をみてはどうか」…。

P20181220ポプラ市民説明会旭川市が緑が丘・神楽岡地区で街路樹のポプラなど64本の伐採を計画している問題で、20日夜、初の市民説明会が近くの会館で開かれた。歳の瀬の夜にもかかわらず、住民約50人が詰め掛けた。市の担当者が資料を使って老朽木が倒れる危険性を説明したところ、出席者からは賛否両論の発言が相次いだ。

P雪の並木20181210市がこれまで住民対話を経ずに、冬になって突然、伐採を通告してきたことなど、手続きのまずさも批判され、責任者の土木事業所長が「反省している」と非を認める場面も。

市民説明会で伐採への了承を得るという市の思惑は外れ、終了予定時刻を1時間近くオーバーしたところで、所長が今後も住民への説明機会を設けることを約束して、その場を収拾した。

市は伐採方針を変えてはいないが、流動的な様相も出ている。1月下旬から1か月程度で64本を一気に伐採する現計画に対し、土木事業所長は別の選択肢を検討する姿勢も見せた。

 

土木事業所長の話「今日は大事な視点をいただいた。(住民の)みなさんには、いろいろな価値観があり、この場だけで(伐採を)やるか、やらないかを決められない。あまり時間はかけられないが、我々の考えを何度か説明させていただきたい」

 

写真上=大勢の住民が詰め掛けたポプラ伐採計画の市民説明会(1220日夜、旭川市の緑が丘住民センターで)写真下=旭川市が64本の伐採を計画しているポプラやドロノキの並木(12月10日、緑が丘・神楽岡両地区の境界で)(いずれも、あずま直人撮影)

【参考記事】

ポプラ並木の60本以上を伐採、旭川市が計画

http://azumanaoto.blog.jp/archives/1073371898.html

 

並木全部が消滅するわけではないが…

http://azumanaoto.blog.jp/archives/1073382343.html

 

旭川市副市長「長期的に街路樹の維持、保全に努める

http://azumanaoto.blog.jp/archives/1073404194.html