旭川市のポプラなど64本の樹木伐採計画が13日、市議会で取り上げられた。市は倒木の未然防止を強調し、大量伐採に理解を求めたうえで、岡田政勝副市長が「長期的な視点で、街路樹の維持、保全、形成に努めてまいります」と述べた。


P20181213一般質問あずま あずま直人(無所属)の一般質問に対する答弁=写真。市の土木部長は、①これまで大きな事故はないが、台風などの時に枝が折れ、沿線住民から不安の声が寄せられている②対象の木は腐っていたんでおり、延命措置は困難③残るドロノキとアカマツが生長するので、生態系への影響は小さい――と説明。大量伐採を疑問視する環境団体とは、今後も対話していく姿勢を示した。

◆「緑の保全、多角的な検討体制を」あずま指摘


 あずまは、(a)危険木の除去に反対はしない。通学児童の事故を心配する声を聞いている(
b)一度の大量伐採に疑問を感じる人、風景の急変に当惑する人もいる。これまでのプロセスに鈍感さを感じるP雪の並木20181210(c)「安全第一」「国土強靭化(きょうじんか)」に反論するのは難しいが、少数意見がかき消されるのは別の意味で危険(d)緑の保全政策は、土木部とは別の部局で多角的に検討する体制が必要――などと指摘した。
 また、「並木が二つの川を結ぶ生物の回廊になっているとの見方もあり、専門家の意見を聞いてほしい」「夏の緑の頃、秋の黄色く染まった頃に、来年はこのポプラが見られないことを地域の方々に知っていてほしかった」と述べ、市が今年の春から市民に知らせずに検討を続けてきたことを問題視した。

緑が丘神楽岡のポプラ並木の2 2017年7月26日 あずま直人撮影
 市民説明会
20日木曜午後6時30分から緑が丘住民センター(緑が丘33で開かれる。

 

【伐採計画】緑が丘・神楽岡両地区の境界で、昭和40年代に防風防雪林として植えられた街路樹(全長750メートル)について、ポプラ63本のうち62本、ドロノキ47本のうち2本を危険木として伐採する。1路線での一度の伐採としては異例の多さ。作業は1月下旬から1か月程度を予定している。

 

【参考記事】

ポプラ並木の60本以上を伐採、旭川市が計画

http://azumanaoto.blog.jp/archives/1073371898.html

 

並木全部が消滅するわけではないが…

http://azumanaoto.blog.jp/archives/1073382343.html